※2026年10月時点の情報です。
「新型Cクラスって完全にEVになったの?」「39.1インチの巨大スクリーンって本当?」——2026年4月20日、メルセデス・ベンツは韓国でワールドプレミアを開催し、新型「Cクラス」を世界初公開しました。Cクラス歴代初のフル電動(BEV)モデルとして登場した6代目は、航続距離762km・0-100km/h 4.0秒・39.1インチMBUXハイパースクリーン・162個の星空ルーフと、あらゆる面で歴代最高水準に達しています。この記事ではデザイン・スペック・インテリア・日本発売・価格・カーリースまで速報としてまとめます。
先に結論|新型メルセデス・ベンツ Cクラス 概要まとめ

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新型Cクラスとは何か|Cクラス歴代初のフル電動化

メルセデス・ベンツを代表するDセグメントセダン「Cクラス」が、1993年の初代(W202型)登場以来33年の歴史で初めてフル電動化されました。現行型は5代目のW206型でしたが、今回の6代目は内燃機関を完全に廃したピュアEVとして生まれ変わります。
メルセデス・ベンツ グループAG取締役会長のオラ・ケレニウス氏はこう述べています。「まったく新しい電動Cクラスは、電気自動車の中型セグメントを再定義します。これまででもっともパワフルでスポーティなCクラスでありながら、純粋なドライビングプレジャーと卓越した実航続距離を実現し、お客様にとって完璧な安息の空間を提供します」。
EQEの生産終了後の代役としても位置づけられており、「CクラスEV」ではなく、あくまでも「Cクラス」として展開される点がポイントです。EQシリーズのような別ブランドではなく、内燃機関モデルと統一されたデザイン・車名で展開するというメルセデスの新戦略の象徴となります。
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エクステリア|Cd値0.22の空力ボディと「星型デザイン」

新型Cクラスのエクステリアは、Cd値0.22という優秀な空力性能と美しいデザインを両立しています。低く平らなフロント・引き締まったルーフライン・流れるような丸みを帯びたリアが組み合わさり、セダンでありながらクーペを思わせるスポーティなシルエットを実現しています。
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フロントにはイルミネーション付きの新グリルを採用し、ヘッドランプは象徴的な「スターデザイン」。LEDが標準装備でグリルとシームレスに融合し、昼夜を問わず強い存在感を放ちます。リアには深紅の星型デザインの丸型テールライト4灯を配置し、Cクラスらしい上品さと新世代の個性を両立しています。

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ボディサイズ

| 項目 | 寸法 |
|---|---|
| 全長 | 4,883mm |
| 全幅 | 1,892mm |
| 全高 | 1,503mm |
| ホイールベース | 2,962mm |
| トランク容量 | 470L(リア)+101L(フロント・フランク) |
| Cd値 | 0.22 |
インテリア|39.1インチハイパースクリーン×162個の星空ルーフ

インテリアのコンセプトは「Welcome home.」——乗員が心からくつろげる上質な空間です。乗り込んだ瞬間、アンビエントライト・音響・ディスプレイ演出が連動する「ウェルカムシーケンス」が展開され、まるで自宅に迎え入れられるような体験を提供します。
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39.1インチ MBUXハイパースクリーン

インテリアの主役は車幅いっぱいに広がる39.1インチのMBUXハイパースクリーンです。約1,000万ピクセルを備えた革新的なマトリックスバックライト技術により、ドライバーには明確な走行情報を、助手席の乗員にはパーソナライズされたエンターテインメントを同時に提供します。AIを活用したインフォテインメントは高度にパーソナライズされ、まるで知的なパートナーのように振る舞います。

シフトレバーは、従来通り、ハンドルの後ろ側についています。これによってセンターコンソールはとてもスッキリとしています。
162個の星が輝くSKY CONTROLパノラマルーフ

オプションの「SKY CONTROL」パノラマルーフには162個の光る星が配置されており、夜間にパーソナライズされた星空を車内に作り出します。MBUXの画面と連動するアンビエントライトは、インパネからドアパネル、ルーフにまで広がり、乗員を包み込む「コクーン(繭)効果」のある空間を演出します。
自動車メーカー初の「ヴィーガン認証」インテリア

インテリア素材においても新たな基準が設けられています。ナッパレザー・精緻なステッチに加え、自動車メーカーとして世界初となる「ヴィーガン認証」インテリアを採用。動物由来素材を一切使わない選択肢が、Cクラスのベースモデルから設定されます。象徴的なデザインディテール「ツイステッドダイヤモンド」がクラフトマンシップの高さを体現しています。

| インテリア装備 | 詳細 |
|---|---|
| MBUXハイパースクリーン | 39.1インチ・約1,000万ピクセル・マトリックスバックライト |
| パノラマルーフ(オプション) | SKY CONTROL・162個の光る星・アンビエントライト連動 |
| シート | ランバーサポート・マッサージ・シートベンチレーション・4Dサウンド |
| インテリア素材 | ヴィーガン認証素材(自動車メーカー初)・ナッパレザー |
スペック|490ps × 800V × 航続762km × 0-100秒4.0秒

発表されたグレードは「C400 4マティック エレクトリック」。AWDで490psを発揮し、0-100km/h加速は4.0秒と歴代Cクラスで最もスポーティな数値です。
| 項目 | C400 4マティック エレクトリック |
|---|---|
| 最高出力 | 360kW(490ps) |
| 最大トルク | 800Nm |
| 駆動方式 | AWD(4マティック) |
| 0-100km/h | 4.0秒 |
| 最高速度 | 210km/h |
| 航続距離 | 最大762km(WLTPモード) |
| 充電システム | 800V / DC急速充電 / 10分で最大325km分回復 |
| フロントモーター | PSM(パワーステアリングモジュール)+ DCU(ディスコネクトユニット) |
| リアモーター | 永久磁石同期モーター(PSM)+ 2速トランスミッション |
| Cd値 | 0.22 |

2モーターの「C 300 4MATIC」も追加|C 300とC 400の違い
欧州では、C 400 に続いて少し手ごろな「C 300 4MATIC エレクトリック」が加わりました。メルセデス・ベンツ ドイツの公式サイトでは、電動Cクラスの価格は59,803ユーロ(約1,070万円)からで、これが C 300 の価格です。
| 電動Cクラスのグレード | C 300 4MATIC | C 400 4MATIC |
|---|---|---|
| 最高出力 | 310kW(421PS) | 360kW(489PS) |
| 航続距離(WLTP) | 549〜690km | 594〜762km |
| 0-100km/h | 4.5秒 | 4.0秒 |
| 急速充電(10→80%) | 22分 | 22分 |
| ドイツの価格(税込) | 59,803ユーロ(約1,070万円)〜 | 67,711ユーロ(約1,212万円)〜 |
※値はメルセデス・ベンツ ドイツの公式サイト。C 400 の価格は受注開始時(2026年5月)のものです。円換算は1ユーロ=179円で計算した参考値です。
C 300とC 400の選び方
- 航続距離はC 400が最大762km、C 300も最大690km
- 加速重視ならC 400(0-100km/h 4.0秒)
- 価格差は約7,900ユーロ(約141万円)
革新の2速トランスミッション+DCU(前輪ディスコネクト機構)

新型Cクラスのパワートレインで特筆すべきは2つの新技術です。リアモーターに組み合わされた革新的な2速トランスミッションは、1速が鋭い加速・市街地効率、2速が高速域のパワー供給と航続距離の最大化という役割を担います。フロントモーターにはDCU(ディスコネクトユニット)が設けられており、低負荷時には瞬時にフロントモーターを切り離してRWD走行に移行することで、フロントアクスルの損失を最大90%削減。航続距離の延長に大きく貢献しています。
走行性能|歴代最もスポーティなCクラス×エアサス標準

新型CクラスはAIRMATICエアサスペンションと後輪操舵システムを採用。ワインディングでは俊敏なハンドリング、高速巡航時には上級モデルに匹敵する滑らかな乗り心地を提供します。BMW i3(航続900km・469ps)との直接対決となるプレミアムDセグメントEV市場で、Cクラスは走行性能・快適性・インテリア品質の三拍子で勝負を挑みます。
BMW i3との比較|プレミアムDセグメントEVの頂上決戦
![]() メルセデス 新型Cクラス | ![]() BMW 新型i3 | |
|---|---|---|
| 発表 | 2026年4月20日 | 2026年3月18日 |
| 最高出力 | 490ps(C400) | 469ps(i3 50 xDrive) |
| 航続距離 | 762km(WLTP) | 900km(WLTP) |
| 充電 | 800V / 10分325km | 800V / 10分400km |
| 0-100km/h | 4.0秒 | 未発表 |
| メインスクリーン | 39.1インチ MBUXハイパースクリーン | 17.9インチ フリーカット |
| 生産開始 | 2026年Q2(春) | 2026年8月〜 |
日本発売はいつ?価格はいくら?

日本での発売日・価格は、まだ発表されていません。欧州では世界初公開から約2週間後の2026年5月に受注が始まり、その後2モーターの C 300 4MATIC も加わりました。日本への導入は欧州発売の半年〜1年後になることが多く、2027年ごろの日本導入が一つの目安です。
価格の手がかりになるのはドイツの価格です。メルセデス・ベンツ ドイツの公式サイトでは、C 300 4MATIC が59,803ユーロ(約1,070万円)から、受注開始時の C 400 4MATIC は67,711ユーロ(約1,212万円)からでした(いずれも付加価値税込み)。日本の価格は税金や装備の違いで円換算どおりにはなりませんが、現行のガソリン車のCクラスより高い価格帯になるのは確実です。
ガソリン・ディーゼルのCクラス(W206)も2026年8月にマイナーチェンジ
電動の新型Cクラスとは別に、エンジン車のCクラス(セダン・ステーションワゴン、W206/S206)も大きく改良され、2026年8月18日に発表・欧州で受注が始まりました。電動Cクラスに近い光るグリルと星形のランプで顔つきが変わり、OSは新しい「MB.OS」、AIを使った「MBUXバーチャルアシスタント」も入ります。
| 改良型Cクラス(エンジン車) | 内容 |
|---|---|
| 発表・受注開始 | 2026年8月18日(欧州) |
| ボディ | セダン・ステーションワゴン |
| パワートレイン | ガソリン・ディーゼル(電動化)、プラグインハイブリッド |
| プラグインハイブリッドのEV走行 | 最大100km(WLTP) |
| ドイツの価格 | C 200 セダン 48,844ユーロ(約874万円)〜 |
| 日本での発売 | まだ発表されていない |
※メルセデス・ベンツのプレスリリースより。円換算は1ユーロ=179円の参考値です。
電動Cクラスと改良型Cクラス、どちらを待つ?
- 航続762kmのEVと39.1インチの画面が欲しいなら電動Cクラス
- 給油で長距離を走りたいなら改良型のエンジン車
- 今すぐ乗りたいなら現行Cクラスのカーリース
現行Cクラスの月額は、Cクラスのカーリース料金の記事で契約年数別に比べています。
新型Cクラスをカーリースで乗る・今すぐ乗れる選択肢

新型Cクラスの日本発売はまだ発表されておらず、ドイツの価格は約1,070万円からと高めです。今すぐメルセデス・ベンツのプレミアムセダンに乗りたい方には、現行Cクラスや同クラスの輸入車をカーリースで乗る方法が現実的な選択肢です。カーリースなら頭金ゼロ・月々定額で税金・車検も込みにでき、600万円以上の車両を無理なく乗りこなすことができます。
メルセデス・ベンツのカーリース比較はこちら
よくある質問

新型メルセデス・ベンツ Cクラスはいつ日本で発売されますか?
日本での発売日はまだ発表されていません。欧州では2026年5月に受注が始まっていて、日本への導入は2027年ごろが一つの目安です。
新型Cクラスの日本価格はいくらになりますか?
日本の価格はまだ発表されていません。ドイツでは C 300 4MATIC が59,803ユーロ(約1,070万円)から、C 400 4MATIC が67,711ユーロ(約1,212万円)からです。
ガソリン車のCクラスもマイナーチェンジしましたか?
はい。エンジン車のCクラス(セダン・ステーションワゴン)は2026年8月18日に改良型が発表され、欧州で受注が始まりました。新しいグリルとランプ、MB.OS、AIのMBUXバーチャルアシスタントが入り、ドイツでは C 200 セダンが48,844ユーロ(約874万円)からです。日本での発売はまだ発表されていません。
新型CクラスはEQEの後継ですか?
実質的にEQEの後継ポジションを担います。EQEは2026年に生産終了となり、新型CクラスEVがそのポジションをカバーします。ただしEQという別ブランドではなく「Cクラス」として展開されるのが今回の大きな違いです。
新型CクラスとBMW i3はどちらが優れていますか?
航続距離はBMW i3(900km)が上回り、10分充電でも400km対325kmでi3がリードします。一方、新型Cクラスは0-100km/h 4.0秒の加速、39.1インチの巨大スクリーン、162個の星空ルーフなどインテリアの演出で圧倒します。どちらが優れているかは優先事項次第です。
まとめ|電動化時代のCクラスが新たな基準を作る

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