メルセデスAMGは、新型「Mercedes-AMG GT 4-Door Coupé」を正式発表しました。
新型AMG GT 4ドアクーペは、AMG専用の高性能EVアーキテクチャ「AMG.EA」を採用した、AMG初のフル電動4ドアスポーツモデルです。
最大の注目は、3基のアキシャルフラックスモーターによる圧倒的な出力です。上位グレードの「Mercedes-AMG GT 63 4-Door Coupé 4MATIC+」では、最高出力860kW(1,169PS)、最大トルク2,000Nm、0-100km/h加速2.4秒という、まさに4ドアハイパーカー級の性能を実現しています。
一方で、エクステリアデザインは従来型から大きく方向転換しており、未来的なEVスポーツクーペらしいデザインへ進化しました。前モデルのロングノーズでマッシブなAMGらしさが好きだった人にとっては、かなり好みが分かれそうです。
先に結論|新型AMG GT 4ドアクーペ概要まとめ

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新型AMG GT 4ドアクーペとは?AMG初の本格フル電動4ドア

新型Mercedes-AMG GT 4-Door Coupéは、AMGの次世代を象徴するフル電動4ドアスポーツクーペです。
従来型のAMG GT 4ドアクーペは、V8エンジンを中心としたハイパフォーマンスサルーンとして人気を集めてきました。しかし今回の新型では、内燃機関ではなく完全電動パワートレインへ移行しています。
しかも、単なるEV化ではありません。AMG専用の高性能EVアーキテクチャ「AMG.EA」を採用し、3基のアキシャルフラックスモーター、直接冷却式バッテリー、600kW急速充電、AMG RACE ENGINEERなどを組み合わせた、まさに“電動時代のAMG”といえる内容です。
メルセデスAMGは、この新型GT 4ドアクーペを通じて、EVでもAMGらしい刺激・音・加速・走行性能を表現しようとしています。
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ボディサイズ|全長5,094mmの大型4ドアクーペ

新型AMG GT 4ドアクーペのボディサイズは、全長5,094mm、全幅1,959mm、全高1,411mm、ホイールベース3,040mmです。
5mを超える全長を持ちながら、全高は1,411mmとかなり低く抑えられており、4ドアでありながらスポーツカーらしいワイド&ローのプロポーションを実現しています。
さらに公式発表では、バッテリーを床下に搭載しながらも、従来型より4cm低く設計できたとされています。これにより、見た目のスポーティさだけでなく、重心の低さや走行安定性にも貢献していると考えられます。
| 項目 | 新型AMG GT 4-Door Coupé |
|---|---|
| 全長 | 5,094mm |
| 全幅 | 1,959mm |
| 全高 | 1,411mm |
| ホイールベース | 3,040mm |
| 車両重量(DIN) | 2,460kg |
| Cd値 | 0.22 |
| 前面投影面積 | 2.44m² |
| 荷室容量(VDA) | 415L |
| フランク容量(VDA) | 41L |
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車両スペック|GT 63とGT 55の違い

新型AMG GT 4ドアクーペには、上位モデルの「GT 63 4-Door Coupé 4MATIC+」と、「GT 55 4-Door Coupé 4MATIC+」が用意されます。
両モデルとも3基のアキシャルフラックスモーターを搭載し、AMG Performance 4MATIC+による完全可変四輪駆動を採用します。
GT 63は最高出力860kW(1,169PS)、最大トルク2,000Nm、0-100km/h加速2.4秒。GT 55でも600kW(816PS)、最大トルク1,800Nm、0-100km/h加速2.8秒という圧倒的な性能です。
| 項目 | AMG GT 63 4-Door Coupé | AMG GT 55 4-Door Coupé |
|---|---|---|
| モーター形式 | 3基のアキシャルフラックスモーター | 3基のアキシャルフラックスモーター |
| 最高出力 | 860kW(1,169PS) | 600kW(816PS) |
| 連続出力 | 530kW(721PS) | 375kW(510PS) |
| 最大トルク | 2,000Nm | 1,800Nm |
| 駆動方式 | AMG Performance 4MATIC+ | AMG Performance 4MATIC+ |
| 最高速度 | 300km/h(Driver's Package) | 300km/h(Driver's Package) |
| 0-100km/h加速 | 2.4秒 | 2.8秒 |
| 0-200km/h加速 | 6.8秒 | 9.0秒 |
| 0-100km/h加速 1-Foot Rollout | 2.1秒 | 2.5秒 |
| 0-200km/h加速 1-Foot Rollout | 6.4秒 | 8.7秒 |
| ブースト時間 | 63秒 | 55秒 |
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バッテリー・充電性能|10分で約460km分を充電

新型AMG GT 4ドアクーペは、106kWh(ネット)の高性能バッテリーを搭載します。
800Vシステムを採用し、最大DC充電出力は600kW。10%から80%までの急速充電はわずか11分とされ、10分充電でGT 63は約460km、GT 55は約462km分の航続距離を回復できます。
また、日本向け充電規格としてCHAdeMOにも対応準備されている点も注目です。欧州のCCS2、中国のGB/T、韓国のCCS1、北米のNACSにも対応準備されており、グローバル展開を強く意識した設計になっています。
| 項目 | AMG GT 63 | AMG GT 55 |
|---|---|---|
| バッテリー容量(ネット) | 106kWh | 106kWh |
| 電圧 | 800V | 800V |
| 最大DC充電出力 | 600kW | 600kW |
| 最大AC充電出力 | 11kW | 11kW |
| 10-80% DC充電 | 11分 | 11分 |
| 10分充電での航続距離 | 460km | 462km |
| 10分で追加される電力量 | 70kWh | 70kWh |
| 5分で追加される電力量 | 41kWh | 41kWh |
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航続距離・電費

航続距離はGT 63がWLTPで596〜696km、GT 55が597〜700kmです。
都市部での航続距離はさらに伸び、GT 63は664〜764km、GT 55は667〜770kmとされています。高性能EVでありながら、ロングツーリング性能も重視されていることが分かります。
| 項目 | AMG GT 63 | AMG GT 55 |
|---|---|---|
| WLTP航続距離 | 596〜696km | 597〜700km |
| WLTP都市部航続距離 | 664〜764km | 667〜770km |
| 複合電費 | 21.0〜17.9kWh/100km | 21.0〜17.8kWh/100km |
| 都市部電費 | 18.7〜16.2kWh/100km | 18.6〜16.1kWh/100km |
| CO2クラス | A | A |
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エクステリアデザイン|前モデルから大きく変化


新型AMG GT 4ドアクーペで最も好みが分かれそうなのが、エクステリアデザインです。
前モデルは、ロングノーズと低いルーフラインを持つ、いかにもAMGらしいマッシブな4ドアクーペでした。一方、新型では、より未来的で空力重視のEVスポーツデザインへ大きく変化しています。
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公式発表では、ダイナミックなファストバック、長く低いフロントフード、強く寝かされたフロントガラス、特徴的なリアディフューザーによって、最大限のスポーティさを表現したとされています。
また、アクティブAEROKINETICSリアディフューザーや、進化したエアパネルなどを採用し、デザインだけでなく空力性能も徹底的に追求しています。


ただし、見た目の印象は前モデルからかなり変わりました。従来型の“V8スポーツセダンらしい迫力”を好む人からすると、新型の未来的なフロントマスクや滑らかなボディラインは、少し違和感があるかもしれません。
一方で、Cd値0.22という空力性能や、4cm低くなったシルエットを見ると、新型が単なるデザイン変更ではなく、EV時代のAMGとして合理的に設計されていることも分かります。
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インテリアデザイン|10.2インチ+14インチのデジタルコックピット

インテリアは、走行体験を中心に設計された“ドライバーオリエンテッド”な空間です。
公式発表では、低く一体感のある着座位置が特徴とされており、2ドアのAMG GTを思わせるスポーツカー的な感覚を重視しています。
メーターは10.2インチ、センターのマルチメディアディスプレイは14.0インチ。これらがシームレスグラスデザインで一体的に配置され、最新AMGらしいデジタル感を演出しています。

また、新世代MBUXには、ChatGPT、Microsoft Bing、Google Geminiを統合したAIエージェント機能も採用されています。音声アシスタントは単なる指示応答ではなく、より複雑な会話にも対応する方向へ進化しています。
さらにアンビエントライトは、ダッシュボード上部からドアまで連続するように配置され、キャビン全体を柔らかく照らす設計です。高性能EVでありながら、ラグジュアリーGTとしての雰囲気も重視されています。
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走行性能|AMG RACE ENGINEERとACTIVE RIDE CONTROLを採用

新型AMG GT 4ドアクーペは、単に出力が高いだけではありません。
AMG RACE ENGINEER Coreと呼ばれる高性能チップが、駆動・充電・走行ダイナミクスを統合制御します。また、センターコンソールには3つのロータリーコントローラーが配置され、加速レスポンスやトラクション、コーナリング挙動を細かく調整できます。
サスペンションには、セミアクティブロールスタビライゼーション付きのAMG ACTIVE RIDE CONTROLを採用。さらに前後マルチリンク式サスペンション、後輪操舵、トルクベクタリングも組み合わせられています。
つまり、直線加速だけでなく、コーナリング性能やドライバーの操作感もかなり重視されていることが分かります。
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ブレーキは前カーボンセラミック+後スチール

ブレーキには、高性能油圧複合ブレーキシステムを採用しています。
フロントにはカーボンセラミックブレーキ、リアにはスチールブレーキを組み合わせ、回生ブレーキと摩擦ブレーキを統合制御します。
EVでは回生ブレーキの制御が重要ですが、新型AMG GT 4ドアクーペでは、回生・摩擦・その両方のどの状態でも、自然で正確なブレーキフィールを目指しているとされています。
日本導入は?価格はかなり高額になりそう

現時点で日本導入時期や日本価格は正式発表されていません。
ただし、AMG GT 4ドアクーペは日本でも販売実績があるモデルであり、今回の新型も日本導入される可能性は高いと考えられます。
価格については、公式発表で「従来型の同等モデルを基準にする」とされています。現行・従来型AMG GT 4ドアクーペの価格帯を考えると、日本ではかなり高額なプレミアムEVになる可能性があります。
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カーリースでAMGに乗るという選択肢

AMG GT 4ドアクーペのような高額輸入車は、現金購入だけでなくカーリースという選択肢もあります。
特に高性能EVは、バッテリー保証、充電環境、リセールバリュー、メンテナンス費用などを総合的に考える必要があります。そのため、月額を固定しやすいカーリースと相性が良いケースもあります。
オリコで乗ーるやMOTAカーリースなどでは、高級輸入車を検討できる場合もあるため、購入だけでなくリースでの見積もりも確認しておくと良いでしょう。
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よくある質問

新型AMG GT 4ドアクーペはEVですか?
はい。AMG専用EVアーキテクチャ「AMG.EA」を採用したフル電動4ドアクーペです。
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最高出力はどれくらいですか?
GT 63は860kW(1,169PS)、GT 55は600kW(816PS)です。
0-100km/h加速は?
GT 63は2.4秒、GT 55は2.8秒です。1-Foot Rollout計測ではGT 63が2.1秒、GT 55が2.5秒です。
航続距離はどれくらいですか?
WLTPでGT 63は596〜696km、GT 55は597〜700kmです。
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充電時間は?
最大600kWのDC急速充電に対応し、10%から80%まで11分とされています。
前モデルからデザインは大きく変わりましたか?
かなり変わりました。従来型のロングノーズでマッシブなAMGらしさから、より未来的で空力重視のEVクーペデザインへ変化しており、好みが分かれそうです。
まとめ|新型AMG GT 4ドアは“電動AMG”の本命

新型Mercedes-AMG GT 4-Door Coupéは、AMGの未来を示す重要なモデルです。
3基のアキシャルフラックスモーター、最大1,169PS、0-100km/h加速2.4秒、600kW急速充電、WLTP最大700kmというスペックは、単なる高性能EVではなく、4ドアハイパーカーと呼びたくなる内容です。
一方で、エクステリアデザインは前モデルから大きく変化しており、従来型のAMGらしさを求める人には好みが分かれそうです。
しかし、Cd値0.22の空力性能、従来型より4cm低いシルエット、最新MBUX、AMGFORCE S+によるV8風演出などを見ると、AMGがEV時代でも“感情に訴える車”を作ろうとしていることがよく分かります。
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